MANUFACTURE 製造

MANUFACTURETAKAGIの独自技術が集結。

高儀の原点は鋸鍛冶。

現在、鋸専用の製造工場では、40種類以上の刃を製造し、輸出・国内様々なルートへの販売をおこなっております。

伝統と革新に裏付けされた確かな安全性や機能性、意匠性。 その密接な関連性を損なうことなく、これからも我が社の想いを鋸に込め、世界に伝え続けてまいります。

2004年の春、多湿で雪の降る日本の気候に耐えうる耐久性と自然環境に配慮したリサイクル製品を開発。木粉とペットボトル再利用素材を原料とする環境にも優しいスグレモノ「ネオカットウッド」大工やDIYユーザーへ絶大な支持を誇っております。

MANUFACTURE押すと引く。切る文化の違いを克服

多少強引にでも押して切ってしまう欧米の鋸と、しなるほど薄い材質で作られ引いて切る日本の鋸。素材や刃の付け方、使い方の違いから、鋸や刃物の輸出は難しいと思われていました。特徴と利点を理解してもらわなければ----

1990年シカゴで開催されたDIYショーの丸太切り対決に、私たちは自社ブランドの鋸で参戦。体格差で大きく負けるアメリカ人大工に対し、速さでも切り口の美しさでも圧倒的な勝利を収め、認知度を上げたのです。

interview

高橋さん

欧米と日本の切る文化の違いを克服し、日本製の「引き鋸」の良さはそのままに現地の要望を取り入れた鋸は海外でも高く評価されています。

洗練された生産ラインと品質検査に注がれる熟練した人間の視線とが、ブランドの品質を高め世界各国の人々に愛用されるまでに成長しています。


MANUFACTURE全工程で自動化を進め、効率よく安定生産が可能な体制を構築

全工程を完全自動化。一枚の刃で刻みの細かさを変えられるオリジナル自動機、極薄の被膜コーティングができる最新性能を持つ自動機など、積極的に新機種導入や技術の進化を図っています。海外の大工をもっともっと驚かせたいと思います。

interview

山内さん

私を含め4名で鋸刃製造の全工程を担当しています。生産計画に基づいて機械を組み変え、ホビー用からプロ仕様、国内外向けなど全部で40種類以上に対応。

定期的に検査して仕様規格との誤差を調整し、品質を保持。機械の多少の不具合なら自分たちで直してしまいます。


MANUFACTURE人工木開発までの試行錯誤

腐らず耐久性に優れ、天然木のような風合いも再現可能な新素材……「人工木」

この人工木(木粉と樹脂の複合材)というワードがまだ世の中に認知されていない2004年、 自社工場に押出成形機を導入し、数年間にわたる試行錯誤を経て、ようやく商品化することに成功。

現在では日本全国のエクステリア代理店、建材商社、ハウスメーカー、工務店など様々なお客様とお取引しており、一般住宅をはじめ、商業施設や幼稚園、老人ホームなど多くの公共施設にも採用されています。

ライバルメーカーが多数存在する中で「高儀の商品が一番良い」そうお客様に言って頂けることが何よりの喜びであり、さらに前進するための糧となっています。

interview

伊藤さん

主に設計・製造を担当しております。少人数の部署なので、時には商品提案や商品資料作成・受発注業務・出荷業務など幅広い業務を担うこともあります。

私の役目は、完璧に完成された商品を営業を通してお客様へ提供すること。その商品が今では既存の販路以外にエクステリア業界にも採用され、住宅用のほか、公共施設や幼稚園などのウッドデッキやフェンス材料として採用されています。

製造部門と営業部門がタッグを組み、地域の役に立てたと実感できるときこそ仕事の楽しさを最大限感じることができます。